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2011年1月29日土曜日

英語とか・・・

いきなりですが、自分の体験談から

中国からの留学生で、同じ二外のクラスを取っていた人がいました

彼女は日本語ペラペラで、多分英語もかなりいけるのですが、
「何年日本語勉強したのか」と聞いたところ、

「三年前から」

と返されました

彼女の努力&有能さが可能にしたのでしょうが、中学校に相当する期間でここまで喋れるか・・・と驚いた記憶があります


彼女の日本語勉強法は詳しく知りませんが、日本の中学で英語教育を普通に受けた人の中にも、彼女くらいのレベルで英語を話せるようになる人がいてもいいと思うのです

自分はそんな人は知りません
自分の周りにいる純ジャパの英語上手い人は大体アブノーマルな勉強法をしてます

中高の英語の成績はクズで、今も英語はド下手な私が言うのもなんですが、日本の英語教育はもう少し何とかなるのではないかと感じた瞬間でした

具体的には、英語で発信するという視点が欠けているように思うのです

このような指摘は昔からあって、最近は英会話の授業に力が注がれているようですね
この傾向は基本的にいいことだと思います

ただ、帰国子女と同じようにすれば英語ができるようになるというのは幻想だと思います
英語と触れている時間の質・量ともに全く違うんですから・・・
日本という英語を使わなくて済む場所で英語を教えるということを念頭に置いて、教育方針は立てられるべきです

個人的には「話す」ことよりも、まず「書く」ことに注力すればいいのではないかと思うのです

経験上、英語を組み立てる力をじっくり養成するにはwritingがベストです

組み立て方がある程度わかってから、瞬間的な英語の組み立てを要するspeakingの練習と合わせていくというのが効果的なのでは・・・と思います

あと、「いきなり喋れ」とか生徒に言っても、日本人的なシャイさが邪魔をする可能性もありますし
writingで培った「英語の組み立て方」に対する自信が、そのシャイさを減じさせる効果があるのでは!?などと思ったり・・・

あと文型ってかなり重要ですよね
あれは日本人が日本にいながら英語を学ぶために作られた発明だと思います(まぁ日本人限定じゃないですが・・・)
五つのフォーマットに合わせて英語の骨格作れば、基本的に全て表現可能ですよ、ってことですからね~
ネイティブに言わせれば、基本に忠実すぎて堅っ苦しいのかもしれませんが、初心者なんですからんなこと気にしなくていいでしょう


なので簡単にできる方策としては

①文型(英語の組み立て方)を早く教え込む
②passive vocabulary(e.g. 「passive→受動的な」というような、英語を受け取るための語彙)だけでなくactive vocabulary(e.g. 「能動的・活発な→active」、英語で発信するための語彙)も強化する
③上二つの知識を用いて和文英訳や英作文をしまくる

の3点があるのではと思ってます

最後に
私の教授は日本の事を研究している外国の方です
25年以上日本にいて、私よりも日本歴は長いです
そんな教授の日本語でもやっぱりネイティブと比べると違和感があります
デーブ・スペクターさんは日本語滅茶苦茶上手いですが、ネイティブの日本語とはどこか違うのと一緒です
それでも、彼らの日本語は充分我々に通じます
我々も、ネイティブの英語を目指すのではなく、外タレさんの日本語のレベルを目指すくらいの心持ちで勉強するといいのかもしれません

PS
恥ずかしながら「最後に」のとこ訳してみました
確信はないですが、まあmake sense なレベルじゃないかな…(構成は変えたほうがいいっぽいけど;)
中学レベルの英文でもけっこう言いたいこと言えますよね

my professor is from US and his study is about japan.
he has been in Japan for more than 25 years, and it is longer than my life.
his japanese, however, sounds different from japanese by its native.
but what he says makes sense enough to me.
it is just the same as we can understand japanse by what we call ”外タレ”
so we should aim to speak as fluent english as "外タレ" speak japanese.

2011年1月23日日曜日

自分の中での水質汚染・生ごみ問題…

いろいろな環境系のブログ、特に廃棄物系(ゴミ・水質汚染含む)を見ていて思ったことですが…

排水を台所の流しに流さないことが、必ずしも環境負荷を減らす訳ではないんじゃないかと思うんです

流しに流さない場合、布などに吸わせてゴミとして出すケースが多いようですが、水分を多く含んだゴミは焼却場で燃やす際にかなりの負担になるそうです

また、比重重めな水を多く含んでいるため、焼却場に運ぶのにも一苦労です



こうゆうことを考えると、必ず思いだす新聞記事があります

「生ごみで野菜 広がる輪 日野市の市民団体」(2009年11月22日朝日新聞)です

おおまかな記事の内容としては、(詳しくはGoogle it !!)

最初は、市と住民の共同事業として団体メンバー3人で、生ごみのリサイクル(堆肥化)をしていた
地元の女性(80代)から、土地を提供する申し入れがあり、その土地で堆肥作りをする
堆肥があるのだからと、その土地で農作物作りもすることになる
地元の人々に声をかけられるようになり、家から生ゴミを持ってくる住民も出てくる
興味を持ち、堆肥・作物づくりに関わる人も増え、作物の収穫体験を行ったり、食育を地元の子どもに施す場となる
この畑が、家族連れやおじさん・おばさんが集まり触れ合う地元コミュニティの核となった

といったものです
記事によれば、191世帯から生ごみが集まっていたようです

すごいですね~
人との繋がりが薄くなったとかよく言われていますが、こうゆう試みは新しいタイプの共同体づくりに生かせるのではと思ったりします

まぁ、コミュニティ論は置いといて…
ここで言われているのは、価値観を転換させた上での、一種のエネルギーの地産地消の動きなのではないかと思います

先ほど書いたように、水を多く含んでいる生ごみを燃やすのには、焼却場とはいえかなりのエネルギー負担になるようですし、焼却場に運ぶのにもガソリンが必要です

これを堆肥というエネルギー源として捉えなおして、野菜を育てて地元で消費するということは、生ゴミ焼却に要するエネルギーのベクトルをプラス方向に転換させる以上の価値があると思います
(まぁ、コンポストは常識とはなっていますが…)

んで、コミュニティ再生にも一役買うとは、一石何鳥なんでしょうか?

こうゆう取り組みを他の分野でもできないかな~と思っている毎日です

えひめAI、EM菌について 続き 

先日批判めいたことを書いたえひめAI・EM菌ですが、自分でもえひめAIを作っています

えひめAIで検索すると、砂糖・ヨーグルトorヤ○ルト・納豆・酵母・水がだいたい主要な材料として挙げられていますが、自分の最近の作り方を書きたいと思います

ド文系素人の意見なので参考程度に聞いてください

最初にこれらの材料を聞いた時、人間様の食えるものを菌に食わせるのか~と思いました

納豆は一粒入れればいいのである程度仕方ないですが、砂糖・ヨーグルトあたりはえひめAIに入れるのは贅沢かなと…(貧乏性ww)

なので、糖分・炭水化物の入った、人間は食べることのできないモノって何かあるかな…と考えたところ…

「うどんのゆで汁」とか使えるんじゃないか!とか思いつきました
(実際、糖化しているのかド文系にはわからないのですが…麹菌入れると完璧…?)

麺類のゆで汁を食べ終わったヨーグルトの容器に入れて、こびり付いたヨーグルトを溶かし切り、このヨーグルト・ゆで汁混合液体を材料として使ってます

さらに、この混合液体を食べ終わった納豆のバックに入れて、こびりついたネバネバ成分と混ぜ合わせれば、えひめAI原液ができます(貧乏そうに見えますがエコなのですww)


ゆで汁を台所に流すと排水のBODが結構増えそうなので、水質汚染を防ぎつつえひめAIを作れて、一石二鳥ではないかと思います

同じような理由で、米のとぎ汁(一番搾り)もえひめAIに大量投入していますが、これもいい感じです

興味をもたれた方はお試しあれ

最後に、大事なことなのでもう一度
ド文系素人の意見なので、参考程度に 
やるときは自己責任でお願いします

2011年1月19日水曜日

えひめAI、EM菌について

開設したついでに投稿を一つ

私は大学の環境サークルに所属しています

んで、ここ一年くらい自分にとって最もホットな環境問題は水質汚染です

身近な水環境がきれいになると、みんな気持ちがいいと感じると思うんで、二酸化炭素減らすのよりはインセンティヴが付けやすいかな~などと思っとります

CO2の問題はグローバル過ぎて実態が見えにくいのに対して、水の問題はローカルな観点を入れやすいということでしょう(もちろん水問題もグローバルな性質を帯びることは多々ありますが・・・)


水質汚染といっても、水俣病・イタイイタイ病など金属的なもの(理系じゃないので厳密じゃないっす)によって引き起こされるものと、有機物による汚染(富栄養化的なもの)の二つがあるんじゃないか、と自分の乏しい知識から分類しています

前者は今の日本で起きるということはなかなか厳しいのではないかと思います
このような排水は個人レベルで出すものではないでしょうし、法律で産業排水への規制はしっかりなされているようですし・・・

となると、後者が問題です
有機物的なものに関しても、産業排水に関しては日本では法規制がしっかりしているようなので、家庭から出される生活排水がプレゼンスを持ってきます

生活排水のアウトレットとしては、台所・トイレ・風呂・洗濯といったところでしょうか

トイレから出される排泄物について、家庭で特別に処理するというのは困難でしょう
江戸時代なら肥やしにでもなったのかもしれませんが、時は平成ですからね笑

風呂については、残り湯で洗濯でもしといてください笑
あまり有効な活用法が思いつかないので・・・

残ったのは台所からの排水です
台所に煮物の汁を捨てたり、鍋にこびりついた油汚れを流したり、日常茶飯事ですね~
さっきまで料理の一部であったものが、どんどん捨てられます
勿体ないと思うと同時に、それらの「元」料理たちは水まで汚してくれるのです
余計な養分を入れられることで、水もメタボリック・シンドローム状態です

人がメタボをいかに解消するかと言えば、選択肢は「運動」と「小食化」の二つです
水に置き換えれば、「運動」とは、微生物などを通じて水中の有機物と酸素を反応させて酸化させることでしょう
水中に存在する酸素は限られるので、水における「運動」の効果は芳しくないのではと感じます(ひどいと赤潮とか起きちゃいますしね~)
水で言う「小食化」とは、水に養分を入れないことです(当然ですが・・・)
これは人の意識次第で効果が表れるように思います

では、「小食化」で台所に流せなくなった排水はどこにやったらいいのでしょうか?
この排水は「元」料理なのですから、毒ではありません
てか人間の栄養源に成り得た存在です(だから富栄養化をもたらすんですが・・・)
じゃあ、人間以外の生き物の栄養に回してあげてもいいんじゃないの?というのが私の行きついた結論です

(といっても、東京だったら下水はちゃんと処理されるし、日本全体でも約90%の排水は何らかの処理がなされるみたいなんで、直接的に水質汚染に繋がっているのか分からないんですけど・・・)



以上のような意識で、今自分がやっているのは、台所から出されるような排水たちの液体肥料化です(話の枕長い笑)
この液肥化にも、塩の問題など懸念すべき課題はあるのですが、just try it的な心持ちで実験を行っています

んで、やっとタイトルとかかわりますが・・・
液体肥料化するにも、単に排水を土に撒くだけではきちんと分解されるのかな~とおもったりしました
そこで、バクテリアによる発酵を利用して、有機物分解を促進しようと考えました!
ド文系の自分には知識がないので、google先生を駆使し調べた結果、
えひめAI
EM菌
の二つを見つけました

紹介しているホームページなどを見て、「なんか胡散臭い」という印象を正直言って持ちましたが(関係者の方々ごめんなさい;)、微生物が有機物の分解に力を持っているのは、浄水場で使われている等の事例を見ても明らかなので、とりあえず試してみることに・・・

元々コンポストとかやっていて土は割合肥えているため、この液肥&バクテリアの効果はよくわかりませんが、とりあえず実験を継続します

ではまた~

PS
えひめAI・EM菌を調べているときに思ったのですが、これを水に入れると水質が浄化されるってのは本当なんですかね?
米のとぎ汁とか砂糖とか入ってる汁だから、水の富栄養化を促進しそうな雰囲気を醸し出す一方、納豆菌・乳酸菌・酵母菌が有機物分解を促進するような気もする・・・分からない・・・

ただ一つ言えるのは、エネルギー保存の法則が排水の中でも機能しているということでしょうかね
酸化してエネルギーが放出される分は別ですが、水の中にある熱量は基本的には変わらない(酸素が水中には少ないため)
微生物を入れると、そのエネルギーがカオスな状態から凝縮されるようになるということでしょう

となると、その凝縮したエネルギーを取り除くことが必要になります
浄水場であればこの種のエネルギー除去はできますね~(多分)
てか、上手くバクテリアを使うシステムが構築できれば、下水管全体を下水処理場として使うことも夢ではないのでは・・・などと思ったり・・・
ただ、自然界の水環境において、エネルギー除去ってできるんですかね?
魚が食ったりするんかな・・・とか思いつつ、追伸おわり!!

初めての・・・

アウトプット志向のなかった私がなぜかブログ始めてみました。

完全不定期更新予定です~