レベル7…
遂に最高レベルに到達したと保安院も認めましたね…
まぁ某テレビ番組では「レベル7を10段階に分ければ、チェルノブイリは7-10でフクシマは7-1だからまだ大丈夫」と解説されていたようですが…
私はド文系の人間なので、安全なのか危険なのかよくわかりませんが…
レベル的には、フクシマはスリーマイル島をぶっちぎり、チェルノブイリを猛追中のようです
相撲に例えれば、スリーマイル島は関脇クラス、チェルノブイリは東の横綱クラス、フクシマは西の横綱or一番強い大関クラスといったところでしょうか
原発事故三強の中でも一位といい勝負ができてしまう二位になってしまったということで、海外の人に後世まで「フクシマ」の名は刻まれることでしょう
ここでは科学的なことというより、そのような評価をされたことを海外の人がどう思うのか考えてみたいと思います
個人的には、これまでの大きな原発事故がソビエトやアメリカといったような広大な国家で起きたものであったのに対し、日本という世界的に見て巨大とは言い難い国土を持った国でレベル7に分類される事故が起きたことが問題なのではと思います
本題に移る前に一つ思考実験
スリーマイル島産の野菜(洗浄済)が仮に日本のスーパーで売っていたとします
それを見て買おうと思った日本人はいるでしょうか?
答えとしては、おそらく「皆無」でしょう
放射線慣れしつつあるこの事故の後の日本人であっても買わないでしょう
アメリカ産の野菜であれば話は別でしょうがね~
これはチェルノブイリ(ソビエト)であっても同様なはずです
ここでは「スリーマイル島≠アメリカ」という式が成り立っています
なぜ「スリーマイル島≠アメリカ」「チェルノブイリ≠ソビエト」かというと、それは国土があまりにも巨大だからでしょう(もちろん事故直後は影響があったでしょうが…)
それに対して日本
日本より小さい国はいくらでもありますし、世界的に見てすごく狭い国ではありません
しかし、放射線関連の影響を受けないレベルの広さ(風評被害も含めて)を有している訳ではありません
外国の方の頭の中では、「フクシマ=日本」となってしまうレベルの国土の広さしか有していないといえるのではないでしょうか?
(科学的な意味でというより、特に外国人の印象・心象という意味で)
そのような印象がいくら科学的に正しくないものであったとしても、それを中和させていくのはとても困難なことです
いつかはこの事故も終息していくでしょう (大いに希望的観測を交えて…)
その時に、「日本は放射線に汚染された国だ」と思われるのか、それとも「フクシマは汚染されたが、日本は大丈夫だ」と思われるのか…
ソビエトやアメリカは国土の広大さにより助かった部分があったかと思いますが、日本ではどうなのでしょうか?
観光などを通じて外貨の獲得が必要とされる今日において、事故後の日本が海外の人からどのような目で見られているのか想像しながら対応することが求められるような気がします
そのような意味でも情報公開をきちっとするのは大前提だと思うんですがね~
どうなることやら…
最後に
May the situation get better & May people working for the nuclear plant have good luck!!
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